微アドなのかな

2013年3月18日 映画
今週末はMO廃人したというよりは寝てたので、あんまし映画は観てない。

『ラルゴ・ウィンチ 宿命と逆襲』
過去と現在を混在させるストーリー構成は小説でも好きな部類。ストーリーも悪くはなかったのだが、いかんせんアクションが少ない。アクション作と思って借りてるからなのかもしれないが、違うとしたら今度はストーリーが弱いということに。演出をもうちょいがんばれば、サスペンスフルな展開を緊張感たっぷりに描けたなあとは思う。総じてどっちつかずの作品でちょっと残念。カメラの切り替えしアングルはなかなか目を見張るものがあるだけに、もったいない作品。

『ラルゴ・ウィンチ 陰謀と裏切り』
2作目?。前作で不足気味だったアクションがかなり増えて、その辺かなり楽しめるようになった。特に冒頭からはじまるカーチェイスはかなりいい出来だと思う。
しかし、今度はストーリーラインがよわよわ。前作のようにいろんな人間の思惑が交錯したり、兄弟の過去にまつわる秘密があかされていくみたいな幾重にも折り重なったものが、なくなってしまった。前作と同じように、過去と現在を行き来するのだが、ステレオタイプな感じのストーリーになってしまった。3作目があるかはしらんが、次回はストーリーも練ってがんばって欲しい。

『嫉妬』
女性同士の恋愛映画。
TVスターとして活躍中の女性と勝手気ままに生きてる身分格差の恋愛を描く。これまた、過去と現在を織り交ぜた構成。何度も衝突し、けどまったくっついて・・・みたいな感じ。その年齢、年齢でのお互いの変化とか面白いけど、
然るに同じことの繰り返しって言えば、それまでなので飽きてしまうかも。そして、問題点は演じてる女優のルックスだ。エマニュアル・ベアールは唇の整形を認めているものの、もう50という歳には見えぬ美しさ。しかし、ベアトリス・ダルですよ。もうね、相撲取りのようです。しかも、なんか歯もすきっぱでコワイ。最近『屋敷女』にでていたせいかもわからんけど、とにかく不気味。思えばデビュー作『ベティ・ブルー』も狂気のメンヘラ女役だったしな。あれは名作だと思うが、あの頃からそういう傾向だった。私生活でも何度も逮捕されてるし、獄中にいる人と結婚したり、色々規格外である。
できればもうちょい麗しい女性同士がよかった。モニカ・ベルッチとかでよくないですかね。

『エレベーター』
昔っからある密室ものスリラー。急にとまってしまったエレベーター。そして、そのうちの1人が爆弾をもっていると判明し、訪れるパニック。
単純だが、時間も短く、適度な緊張感ありで悪くない。とってつけたようなどんでん返しエンドをウリにしてるのより好感が持てる。

『ヘッドハント』
これまた変わったシチュエーション・スリラー。
無実の罪で逮捕された大富豪が、自分を有罪に導いた人間を拉致して、無罪を立証させようと監禁する。そして、5回の粗相で首ちょんぱされる。
変わった題材なだけで、ストーリーのひねりがなさすぎる。爪の間にはいった棘を引き抜くシーンの緊張感がハンパない。そこくらいしか特筆すべきものはないな。

『ATM』
上記のふたつといい、駄作なんだろうなって分かってても、こういう変なB級スリラーを見てしまう。たまにすごいアタリをひいて爆アドすることに味をしめているからだ。
これはGTCで言えば、衛生兵程度のアドはあるんじゃなかろうか。
深夜のATMによったら、ATMの外に不審な男がたっていた。出るに出られないっていうシチュエーション・スリラー。
次第に追い詰められていく主人公達の焦燥感がよく伝わる。
時間もコンパクトで飽きる前に終わる。さっぱりできないエンディングが好みの別れるところかも。

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