遂に解禁、ゴジラの咆哮
2013年12月11日 映画http://www.youtube.com/watch?v=QjKO10hKtYw
実は海外サイトではコミコンの映像がリークされたり、内部情報が漏れたりとバタバタしていたので、初公開ではないのだが、公式では間違いなく初の登場。
以前のイグアナ型から大きく改変され、従来の形に戻ってファンも一安心だろう。
しかし、私個人としては小学生時分、イグアナ版も普通に楽しんでいたので、ゴジラシリーズの系譜に入れなければ普通にB級パニックものとしてそれほど叩かれるほどの作品でもなかったと思っている。
原作やオリジナルありきの作品は難しいね。踏襲しないと原作ファンからは文句言われるし、けれどもほとんど同じものを国外で作るなら別にリメイクなんて必要性もさほど感じられないし・・・という板ばさみ。果たして今回はどんなオリジナル要素が組み込まれるか。
監督、ギャレス・エドワーズは撮影監督以外では自身で監督・脚本を務めた作品は『モンスターズ/地球外生命体』しかない。
この作品は低予算ながら、かなりの出来で鑑賞者だけでなく評論家や映画祭でも評価が高かった一作。
モンスター映画ながら、そのモンスターと戦うことを意識した映画ではなく、彼らに支配されている地域を要人を庇いながら横断するという変わった作品だった。これをPOV視点でとってしまったら『クローバーフィールド』となってしまうわけだが、監督は直前にアイデアを変え、そこに居合わせたカメラマンのように主人公たちの姿を活写することに。その際、より臨場感をだすために撮影に居合わせた一般人や他の町の様子をそのままカメラに収めた!!その結果、まさにホンモノの臨場感をだすことに成功したわけだ。
小さなアイデアながら、大きく作品の評価を変えたであろう監督の英断。きっとこの大作でも監督ならではなのオリジナル要素が盛り込まれていると期待したい。
コメント