脅威の視聴体験“ビジュラマ”とは……。
2014年3月31日 映画ある、新作映画記事を読んでいて、久しぶりに“ビジュラマ”なる言葉を思い出した。
その映画とは、ドン・コスカレリ監督のライフワーク『ファンタズム』の新作予告編公開の記事だった!!
びっくり、『ファンタズム』シリーズってまだ製作してたの?って。調べてみたら16年ぶりの新作だったww
でも、悲しいことにコスカレリ監督は今回製作サイドらしい。監督は新人さんとのこと。だから外伝として、考えるべきなのかな。
まあその辺の積もる思いはおいておいて、日本で『ファンタズム』を公開したときってのは“ビジュラマ”という未知の音響システムが導入されるって触れ込みがあったらしい。いや、らしいというかチラシ裏にはそう書いてあるのだけど。でも、なぜか妙なボカシ説明なんだよね。というのもこれが実際に投入されたのは試写会だけなんだ。
新たな音響システムとかきくと、当時のことだから擬似的な5.1chなのかな?とか、はたまたサブウーファ増やしてホラー特有の重低音を強めにするのかな?とか考えると思う。
ところが、あけてビックリ。なんとこれは映画鑑賞中に、どこからともなく人がマントのようなものを被り、スクリーン前を走りぬけるとか、そういう演出だったのだww冗談に聴こえるが、当時は大真面目に考えていたらしい。
しかし、安全上の問題とかなんとかで試写だけで行われ、一般的には公開されなかった幻の形式となったとのこと。私もこれを何かの本ないし、雑誌でみただけなので真偽の程は定かではない。
ちなみに、そんな演出はなくても『ファンタズム』は面白いよ。完成度が高いかはもはや不明。なぜなら、これは『ねじ式』みたいなもんだからだ。受け入れるか受け入れられないか。それだけ。
私は誰がなんといおうと新作も見たいと思っている。おそらく日本公開はないので、またUKアマゾンとかのお世話になるのだろうけど。
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