■本命:『アクト・オブ・キリング』
映画にファンタジーというか非現実をもとめる性分の私は、ドキュメントは好きではない。現実をありのままどころか、製作者の思想をひたすら120分も押し付けられるなんてそんなの拷問だと思っている。
しかし、ここまで現実離れしていればもうドキュメントなどとも言ってられないであろう。そういう作品である。
■対抗馬:『ネルソン・マンデラ 釈放の真実』
これまたドキュメントだが、なかなかにぶっ飛んでいる人物のお話で、これまたとてもドキュメントに見えないよ。そのうちこの人物をモデルとした作品も作られてしまいそうである。それほどエピソードに満ち溢れた人物のお話。マンデラさんのことを描く映画ではないので、勘違いしないよう気をつけよう。マンデラさんの映画は今年あと2本あるけどね、確か。
■ダークホース:『ワールズ・エンド』
『パラノーマル・アクティヴィティ』の新作?そんなのしらねーな。エドガー・ライトの新作があるんだったら、迷わずこっち観るんだよ。
『ホットファズ』も『ショーン・オブ・ザ・デッド』も面白かったろ。これみたら、あとはオクトーバーフェスでもいっときゃいいよ。でも、あそこ入場無料を高らかにうたっているだけあって、ビールくそ高いから気をつけろ。
1杯1000~ってどこのバーなんだよ。しかもかわったのは大体1500~という有様。
あ、でも今回のパラノーマルは『3』と同じくらいにはよかったかな。出来はどっちもどっちだし、なんなら後発の似た映画の方が完成度はうえなんじゃないかと思うけどね。深夜に一人で部屋の遮光カーテン全部しめて、真っ暗な中でヘッドフォンで観ると雰囲気でていいよ。
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